上田まちかど科学クラブのホームページは4月30日ころに閉鎖する予定です。
上田市でやる講座の情報は、
わくわく科学教室上田 わくわく科学教室上田 - uedawaku ページ! (jimdofree.com)
に掲載予定です。(まだ掲載してありません。)
NPO法人楽知ん研究所のホームページにも講座の情報を載せてもらう予定です。
2023年度のまちかど科学クラブの文集が完成しました。4月11日に参加者に郵送しました。
3月9日を最後としてまちかど科学クラブを終了しました。ありがとうございました。まちかど科学クラブの文集は本日(4月5日)に原稿の編集を終えて、印刷・製本屋さんに発注しました。4月20日過ぎにはお届けできる予定です。
まちかど科学クラブは2024年3月9日の活動を最後に終了します。9年間ありがとうございました。
長い棒をワイングラスで両側を支えて、木刀を思い切りたたちつけると、棒は折れるけれども、ワイングラスは割れないという実験の様子。
おもりの上下に糸をつけて引っ張ると、上の糸と下の糸のどちらが切れるかという実験。ひっぱり方によって切れ方が違います。
7月から吹き矢の力学が始まりました。
だるま落としの実験。慣性の法則の説明に使われますが、実はこれは力積によって説明すべきところです。
とれないコインの実験など
4月15日、フランクリンの静電気の実験の紹介と、《電気とその流れ》の第3部。問題3で大きく予想がわかれ、大論争になりました。
電気くもです。おもちゃのくもが行ったり来たりしました。
電気人間が、ライデン板の片側の金属箔に手を触れて、もう一人がライデン板の反対側に手を触れるとどうなるかという実験。プラバンは電気を通さないのに、電気人間のひらひらくんは閉じてしまいました。どうなっているのでしょうか。
ライデン板、これを丸くするとライデンびんになります。
まちかど科学クラブの文集が完成しました。4月15日に配布します。
フランクリンがやった静電気の実験器具の復元です。4月15日にやりたいと思います。
静電気シャワーの実験
大型ネオン管を使って、電子の流れの向きを確認しました。
静電気シャワー
2月11日の講座のようす
電気貧乏人間の持っているひらひらくんに指を近づけるとひらひらくんの髪の毛(和紙)は引き寄せられました。
電気持ち人間と電気普通人間の手のひらの間にアルミ球をつり下げると、アルミ球は両方の手のひらの間を行ったり来たりします。これを電気のキャッチボールと言います。
電気のキャッチボール、大いに盛り上がりました。
2月11日のまちかど科学クラブの最後はふわりんぐをやりました。電気持ち人間の手のひらの上に薄い金属箔のリングがふわりと浮かびました。子供たちは大喜びでした。
電気持ち人間に電気普通人間が手を近づけると、ひらひらくんが吸いついてきました。写真のバックが白くて見えにくくて残念。
電気持ち人間がひらひらくんを2つ持って近づけると反発しあいました。
電気持ち人間の持っているひらひらくんと電気貧乏人間の持っているひらひらくんを近づけると引っ張り合いました。写真のパックが白いのが残念です。
12月10日のまちかど科学クラブ、講師の失態で開始時刻に20分遅刻。申し訳ありません。《電気とその流れ》で盛り上がっています。
塩ビ管をこすって、Rくんに電気を流れ込ませています。電気がたまると頭につけたひらひらくんが開きます。
Nさんの体の電気をMくんに移動させています。ひらひらくんが開き始めました。
原稿執筆のお願い
今年も、まちかど科学クラブの記録誌『たのしい科学の伝統に立ち返れ!』2022 年度版を発行したいと思います。
テーマ
1.「見れども見えず」について
2.1 年間まちかど科学クラブに参加した感想。
3.私が好きな今月のことば
4.その他自分で考えたテーマ
のどれかのテーマで書くことをお願いしたいと思います。
書かない自由もあります。
1.見れども見えずについて
数年前に4月の最初の講座で〈見れども見えず〉という授業書をやりました。このとき、次のような問題を考えてもらいました。
[問題]道路の信号機の赤はどこについているでしょうか。
予想
ア、右側についている
イ、左側についている
ウ、真ん中についている
エ、信号機によって違う。
予想を立ててもらいましたが、みなさんの予想はまちまちでした。信号機は何回となく見ているのに、このように聞かれるとわからないのです。このとき、「見れども見えず」「予想しなければ認識できない」という話をしました。
この講座でいつも問題の予想を立ててもらっています。今回、「自分の過去に体験したことを思い出して、「見れども見えず」(あるいは「聞けども聞けず」「やれども知らず」)の例1つを、この「まちかど科学クラブ」のみなさんにわかるように紹介する」というテーマを出したいと思います。
このテーマは、難しいです。みなさんはこれまで「見れども見えず」体験は、何度もくり返して体験しています。そうじゃなければ生きていけません。私たちの脳は自分の問題意識や問いかけのないことは、まったく記憶に残らないようになっています。だから、今までの人生で〈見れども見えず〉を体験していない人は、いません。
でも、その体験自体も「見れども見えず」なので、覚えていない。そこで、「例をあげろ」と言われても、困ってしまいます。
この課題を出す理由
①予想 → 確かめる=実験ということをしないと、人間は認識できないということを何度も体験していただきました。この体験を自分の中で落とし込んでいく脳ミソの使い方をしなければならないので難しいのです。
②この課題の意味は、おもしろい例を書いてくる人によって、〈自分の脳ミソ〉だけでなく、〈他人の脳ミソ〉も使うということを再確認することになります。
何かやるとき自分一人で何でも解決するなどということは不可能です。誰かが見つけたうまくいった例を見て「そうすればいいんだ!」と支持したり、予想変更したり、応援したりすることができればいいのです。科学研究や学問、さらには新しい試みをすることは、すべてそういう〈他人のノーミソも使う社会的事業〉なのです。
2.1 年間まちかど科学クラブに参加した感想。
これまで毎回感想文を書いてもらいましたが、1年間を通しての感想を書いてください。
3.私が好きな今月のことば
講座通信で毎回、「今月のことば」を書きましたが、気に入ったことばがありましたか。あったらそれについて考えたことを書いてください。
4.その他自分で考えたテーマ
締切 2023年3月11日
10月から〈電気とその流れ〉という新しい授業書に入りました。この授業書は、〈びりりん〉をやる講師養成講座のテキストです。今後これを改定して、親子孫講座の授業書にしていこうと思っています。この実験は気温や湿度が高いとできません。冬限定の授業書です。
静電気を感知する道具ひらひらくんを作っています。
つくるのは案外簡単でした。
10月23日に佐久市中央公民館で、大道仮説実験講座〈どっ4か~ん〉をやりました。35人が参加しました。盛り上がりました。画像は個人が識別できない程度に画質を落としてあります。
6月のまちかど科学クラブは揚力の実験をやりました。詳しくはまちかど科学通信をご覧ください。
5月のまちかど科学クラブは大根とかぶをやりました。詳しくはまちかど科学クラブ通信をご覧ください。
大根とかぶの授業、桜島大根と二十日大根の間には種ができるでしょうか。
という問題をみんなで考えました。
4月9日(土)新しいメンバー2人の参加をお迎えし、13人の講座が始まりました。第1回は大道仮説実験《どっか~ん》です。爆発の条件について学びました。
昨年度のまちかど科学クラブの記録を冊子にしました。昨年度の講座の毎回の感想文と、年度末に書いてもらった塾生の論文です。
原稿の編集がようやく終わり、製本屋さんにデータファイルを送り、送金しました4月8日までに納品される予定です。塾生のみなさんの文章がすばらしいです。
開塾式受付は4月3日午後1時からです。希望者はご参加ください。
まちかど科学クラブの記録冊子『たのしい科学の伝統に立ち返れ! 2021年』は現在編集中です。4月9日までには完成させたいと思っています。
12月のまちかど科学クラブは、《2倍・3倍の世界》でした。終わったときに30分くらい余りました。クリスマス特別講座としてバンジーチャイム演奏会をやりました。真鍮のパイプを落とすだけという「投げやり」な楽器です。すばらしい演奏会でした。
2ヶ月ぶりのまちかど科学クラブでした。新しい授業書《2倍3倍の世界》題名からは何をやるのかわかりませんが、なかなか深い内容だと思います。若い人たちが欠席で、柔軟な発想が聞けなくてざんねんでした。11月に会えるのを楽しみにしています。
10月2日のまちかど科学クラブは開催します。
上田市では、酒類を提供する飲食店に対して9月20日から9月29日まで休業を要請しています。
しかし、創造館や各公民館は平常どおり開館していて、諸団体の活動も感染防止に注意してやっています。
まちかど科学クラブも予定どおり実施することにしました。よろしくお願いします。
10月2日(土)まちかど科学クラブ再開します。
午後2時から3時30分
上田創造館2階コミュニティーホール(小)
9月6日の上田自由塾運営委員会で休講が決まりました。その後9月12日までで医療非常事態宣言が解除され、感染警戒レベルも5から4に引き下げられました。上田市も制限を解除し、公共集会施設の利用を再開しました。
まちかど科学クラブとしても、感染予防に万全を期して、講座を再開したいと思います。たびたびの予定変更で、ご迷惑をおかけしていますが、ご理解のほどをお願い申し上げます。
9月15日塾生に同様の通知を発送しました。
高いところからゴルフボールとピンポン玉を落とす実験をやりました。どちらが先に落ちたでしょうか。大いに盛り上がりました。
ゼネコンとコンデンサーの実験、今回はみなさんに実際にやってもらいました。2台のゼネコンをつないで、片方のゼネコンを10回回したら、もう一方のゼネコンは何回転するでしょうか。
『楽しい科学の伝統に立ち返れ!2020
上田自由塾 まちかど科学クラブ 2020年度の記録』が完成しました。128ページあります。
今回は毎回の感想文以外に、塾生のみなさんに文章を書いてもらいました。5月8日のまちかど科学クラブで配布します。
2021年度最初の講座のようすです。
よろしくお願いします。
4月の講座は、ゼネコンとコンデンサーの第2部です。予想が大きく分かれました。
手回し発電機(ゼネコン)を回す手応えは、実際にやってみないとなかなか実感できません。今回は皆さんにそれぞれ手回し発電機を回してもらいました。手応えの違いがよくわかると言っていました。
昨年度のまちかど科学クラブ通信と、塾生の文章、私の文章を本にまとめました。この画像はその表紙です。
本の完成は4月22日です。最初のまちかど科学クラブ(4月17日)には間に合いませんが。
科学を学ぶ意義
「科学を学ぶことが大切だ。」というと反対する人はいませんが、科学を学ぶことを喜んでやるという人は、少数です。
学校で科学を学ぶのはなぜかということは、あまり考えません。学校では科学を学ぶことになっているからです。
しかし、まちかど科学クラブでは、常に「なぜ科学を学ぶのか」ということを考えなければ講座を維持できません。
そこで、今回はまちかど科学クラブに集まっている人たちに論文・報告・感想・コメントを書いてもらうことにしました。なぜ科学を学ぶのかに対する答が見つかることに期待したいと思います。
2021年度もまちかど科学クラブを続けます。4月17日(土)午後2時から上田創造館2階のコミュニティーホール(小)に集まってください。今年度の塾生は13人です。
ただいま、冊子の編集中です。ご期待ください。
今回で、令和2年度の講座は終わり、4月から新塾生も迎えて再出発です。最後の講座派《ゼネコンとコンデンサー》でした。ゼネコンというのは、手まわし発電機の商品名です。最終回で年間レポートを提出してもらいました。冊子『楽しい科学の伝統に立ち返れ』の原稿とさせていただきます。
手まわし発電機で、豆電球をつなげて。回す速さを速くしたら、豆電球の明るさはどうなるでしょうか。
このような問題をやりました。
電流を水の流れで説明してくれた人もいました。
2月13日〔土)のまちかど科学クラブは、実際の参加者6人(+1人の見学者)とZoomによる参加者2人で合わせて8人〔+1人)でした。内容は《ゼネコンとコンデンサー》、Zoomで参加した人も、実験の結果はよく見えたそうです。討論も一緒にできました。講座直前に、パソコン画面をプロジェクターでホワイトボードに映してみんなからも見えるようにしました。これは直前の思いつきだったけれど、よかったです。ゼネコンの手応えについては、Zoomではやってみることができず、残念でした。でも、やっている人の手応えについての説明はよくわかったそうです。コロナ時代にはこうしたこともやっていく必要がありそうです。
1月9日のまちかど科学クラブでは、《温度と分子運動》をやりました。かき氷に塩カルや食塩を混ぜて、温度がどうなるかという実験でした。その次に出て来た実験は何と!!!???
次回のまちかど科学クラブ通信に書きます。お楽しみに!
まちかど科学クラブ通信12月12日号をアップしました。
12月12日のまちかど科学クラブでは大道仮説実験《びりりん》をやりました。この講座はフランクリンの一流体説にもとづいています。ライデンびんはすごいですねえ。
毎年この時期にはクリスマス特別講座をやっています。塾生のご家族、ご友人の特別参加も可能です。《びりりん》はフランクリンやその弟子?のキナズリーがやっていた実験の復元で、一流体説にもとづいたプランです。お正月にはここで覚えた実験をみんなでやってみよう。
12月5日は、《虹と光》の最後の実験をしました。光が出ているところを見てみんなで楽しみました。ばねは見えるけれども力は見えません。ばねを見ることで間接的に力を知ることができます。虹は見えるけれども光そのものは見えません。虹を通じて光について知ることができます。最後のストローの実験で光が出ていることを実感できたようです。
続いて、2月にやった温度と分子運動の続きをやりました。氷に塩化カルシウムを入れる実験など盛り上がりました。゜
江本和弥君が信濃毎日新聞14回スクラップ新聞コンクールで中学生の部奨励賞を受賞しました。おめでとうございます。
テーマは生物多様性の危機です。すごいですね。11月15日の信濃毎日新聞に載っています。
10月10日に予定していたまちかど科学クラブ、台風のために中止しました。11月14日に再開しました。9月では太陽が出ていないのでプロジェクターの光で代用しようとしましたが、うまく行きませんでした。今回はよく晴れていて、ディートリッヒさんの実験がうまく行きました。「見えた、見えた、すごい!」の歓声が上がりました。その隣で講演会をしていて、係の人が出て来て、「お静かに願います。」と言われました。それほどみな興奮して大声をだしていました。晴れているおかげで、その他の実験もうまく行きました。暗室が使えないので、うまく行くかどうか心配した実験も、みな虹がよく見えたということで、よかったです。科学教室は実験が大切だと改めて確認しました。
鳥の羽根や回折格子でなぜ虹ができるかの質問がありました。これを一言で説明するのは難しい。授業では2~3時間かかります。一言でどう言うかを考えてみます。ここの実験の要点は、白い光にはいろいろな色の光が含まれていて、何らかの方法でそれを分離することができる。それがあの虹の色だということです。
《虹と光》第2回目です。まちかど科学クラブ通信9月12日号をアップしました。
8月8日に授業書《虹と光》を始めました。創造館の中庭で、散水機で水をまくと、見事な虹が見えました。
7月11日にまちかど科学クラブを開講しました。とても活発にいろいろな意見が出て、盛り上がりました。内容は大道仮説実験ころりんです。
まちかど科学クラブ2020年度 開講記念写真
個々の人物が識別できない程度に画質を落としました。
第1回まちかど科学クラブ
日時 7月11日(土)午後2時から3時30分まで
会場 上田創造館2階コミュニティーホール(小)
長い自粛が終わり、まちかど科学クラブが始めることができます。感染予防に万全を期します。7月11日(土)午後2時から3時30分、上田創造館 2階コミュニティーホール(小)です。まもなく上田自由塾事務局からお知らせが届くはずです。私からも案内を送ります。
まちかど科学クラブ5年間の記録をまとめました。びりりんは3回やっていまが、記憶にないという人も。
Zoomによるまちかど科学クラブを無事終えました。やったのは平賀さん作成の授業書案《空気と水の実験》の第1部です。
これは《空気と水》とは別です。表面張力を扱っています。なかなかたのしくできました。感想と評価をチャットに書いてもらいましたが、保存しないでZoomを終了したので、せっかくの感想が消えてしまいました。この点は失敗でしたが、ほかはうまく行きました。
5月9日(土)午後2時~3時にZoomによるまちかど科学クラブを開催します。塾生に通知を送りました。
コロナ情報ごらんください。
第1回講座 4月11日(土)午後2時から3時30分
受付は1時30分から。最初に集金します。年間受講料を持参してください。遅くとも1時45分までには来るようにしてください。最初にこの講座の紹介・説明と自己紹介をします。
最初の講座のテーマはお楽しみに!
3月の講座が中止になったので、昨年度からの継続塾生の方には3月分の受講料をお返しします。3月にやる予定だった熱についての講座は、4月からの新塾生には途中からとなってしまうため、4月は別メニューです。5月以降に氷の実験をしたいと思います。お楽しみに!
最初に記念撮影したいと思います。
2019年度の記録冊子の表紙です。
2月8日のまちかど科学クラブでは、まず、分子運動のシミュレーションを見て、熱が物質ではなく、分子運動であることを確認しました。次に、BB弾を分子と見立てたモデル実験で液体と気体の違いを確認して、今度はポリ袋に空気を入れて、液体窒素で冷やしました。ポリ袋は縮んで、中に液体空気ができました。それを少し温めると、液体が減ってポリ袋がどんどんふくらんでいきます。液体窒素の中の元気な分子が飛び出したのです。
次に、分子運動を見る実験をしました。分子がぶつかって金属板が大きく傾くのが観察できました。元気な分子が飛び出した後に残ったのはおとなしい分子、あまり元気でない分子です。これは温度が低いということです。そこで液体の水は一瞬のうちに凍ってしまったのです。学校の生徒の反応よりはるかに大きな反応です。そのあと、温度と分子運動の第2部をやりました。氷に塩化カルシウムをかけると氷が融けます。このとき温度はどうなるでしょうかという問題です。実験結果は??
誕生日のお祝いもやりました。
11月30日は10月12日に台風のために延期になった分をやりました。今回は衝突の最後のまとめ。続いて「温度と分子運動」のははじめのところをやりました。今回も見学者が来訪しました。参加者が増えてくれることに期待したいと思います。
親子孫講座のチラシが完成しました。配布してくださる方にはお送りします。
親子孫で〈たのしい仮説実験〉講座の申し込みは
A.ウェブ申込み NPO法人 楽知ん研究所のWEB申込みサイト
B.メール申込み 親子孫で〈たのしい仮説実験〉講座申込みメール
C.090-4960-6859 渡辺規夫
までお願いします。メール申込みは上田での講座専用です。
2019年9月14日(土)のまちかど科学クラブ、《衝突》の授業書の3回目をやりましたが、いまだに謎が解けません。個と全体という哲学的な課題を含んでいるところまでやりました。もう少しで謎が解明されます。高校物理より高度な内容です。
ホームページ管理者の日記に長野県魅力発信ブログの紹介をしました。わくわく科学教室のようすが紹介されています。
8月10日に《衝突》の授業書の2回目。ますます謎が深まったという声も。「部分と全体」という哲学的テーマです。
衝突は、とても大きな力が出ます。金づちでくぎをいくら押しても入っていきませんが、金づちでくぎを打つと(つまり、金づちとくぎを衝突させると)くぎはらくらくと木の板に入っていきます。これはなぜなのでしょうか。
ガリレオ・ガリレイはその著書『新科学対話』の中で、衝突が非常に大きな力を出すことに驚くと書いています。しかし、ガリレオは衝突のなぞを解くことはできませんでした。
ニュートンも衝突がなぜ大きな力を出すのかを問題にして、研究しています。しかし、ニュートンはついに解明できませんでした。
19世紀半ばに、衝突という現象も、ニュートン力学で説明できることがわかり、マックスウェルという物理学者は「力積」(Impulse)という言葉を定義しました。現在の高校の物理教科書は、このマックスウェルの説明に従って書かれています。
今回の講座では、このマックスウェルの説明から入るのではなく、デカルトやホイヘンスが考えたことを改めて考えてみようということにしました。
7月13日の講座では、いろいろな衝突を実験しました。実験は簡単で、結果は明瞭です。しかし、その予想を当てるのはとても難しかったです。次回の講座をお楽しみに
わくわく科学教室のホームページもご覧ください。
4月から6月は《二つの大陸文明の出会い》という授業書をやりました。7月からは新しい授業書《衝突》です。ガリレオやニュートンは、衝突の瞬間にとても大きな力が生まれることに驚いて、研究を重ねましたが、衝突の謎を解くことはできませんでした。衝突の実験は実験結果がとてもクリアーです。高校の物理では、運動方程式を変形して衝突問題を扱っていますが、今回の授業書はまったく違う切り口での講座です。
個人を識別できないレベルの画像にしてあります。
30年度のまちかど科学クラブの記事は「2018年度まちかど」に移動しました。
29年度のまちかど科学クラブの記事は「2017年度まちかど」に移動しました。
28年度のまちかど科学クラブの記事は「28年度(2016年度)まちかど」に移動しました。
27年度のまちかど科学クラブの記事は「27年度まちかど」に移動しました。